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文化

イサム・ノグチ展

庭園美術館

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昨年(2004年)生誕100年で脚光を浴びた彫刻家イサム・ノグチ。彫刻という概念に囚われず、さまざまな模索をし続けてきた彼は「地球を彫刻した男」とも称される。今年は、彼がプランニングをした札幌の「モエレ沼公園」が、没後17年目にして完成。これを記念しての展覧会が、9月16日(金)?11月27日(日)まで東京都現代美術館で開催される。

イサム・ノグチは英文学者の野口米次郎と、アメリカ人の作家レオニー・ギルモアの子として、1904年、ロサンゼルスで生を受ける。第二次世界大戦を挟んだ激動の時代に、イサムは日本にいればアメリカ人、アメリカにいれば日本人と見なされ続けた。そんななかで、彼は芸術のなかに自らのアイデンティティを求め続けたのだった。

「未来の彫刻は地球そのものに刻み込まれる」と考え、庭園制作に空間の彫刻を見いだしたイサム。やがて彼は、ユネスコ本部やニューヨークの銀行などの庭園も手がけ、日本にとどまらずアメリカでの国民芸術勲章など、世界的アーティストとして評価を受ける。今回の展覧会では、ニューヨークのイサム・ノグチ財団とイサム・ノグチ庭園美術館所蔵の作品から46点を展示。7月にオープンしたモエレ沼公園の遊具も持ち込まれ、彼の革新的でユニークな芸術性が体感できる。

著者:瀧口千恵

http://isamunoguchi.or.jp/

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